天竜川 川下り 転覆のニュースを見て

08/17に転覆事故があったニュースを見て、ちょっと疑問が…。

救命胴衣って絶対着用じゃなかったんですね。

「救命胴衣を着用されないお客様は乗船できません」、、、位の事をやってるのかと思いきや。

船頭さんも船会社も、他のレジャーとは違った趣向のサービスを提供しているのだから、その辺りの重要性を認識してもらわないと、、、、。


先日、小○市のとあるボートショップでの店員とお客での会話。


 お客「バウオ(東レの釣具ブランド)のフローティングベストって法定備品として船検通りますかね?」

 店員「あ〜、んん〜、バウオってJCIの認定って取ってたっけかな?どうだっただろ?ちょっと調べてみないと分からんですね。多分いけると思うのですが…」

オイオイ、ボート屋の店員がそんなんでどうするんだよ(笑)  実話です。



私は愛知県の西部に在住ですが、小学校の時はよく木曽川で泳いで(対岸まで泳いだりとかして)遊んでいました。今考えるとゾッとしますが、実際何度か死にかけてます。

友人AとBと自分で、三人で川遊びをしていた時の事。
自分と友人Bが深みにはまり、二人とももがいて上へ上へと上がろうと必死になりました。

小学生の身長です。ちょっとした深みでも命取りです。
自分が必死になって水面に上がろうとした時、友人Bもひたすらもがいていました。
「もうちょっとで水面だ」と思った瞬間、友人Bが私の頭を押さえ付けて自分だけ助かろうとします。溺れかけている最中に頭を押さえ付けられて、大量の水を飲み「もうアカン」と思った時に、身長の高い友人Aが異変に気付き、二人とも抱え上げて助けてもらいました。

その後私は大量の水を吐き、命からがら帰宅出来ましたが、それ以来水恐怖症になりました。風呂場で頭洗う時も動悸がして吐き気と体の振るえが出る様に。

頭を押さえ付けた友人Bは、究極の時だったから…と許してやりましたが、何だか人間の生きる事への本性を見た様な気がします(笑)


小学校の水泳授業の時に先生が、
 「人間の体は浮く様にできとる」
と言ってましたが、断言します、浮きません(笑)
特にパニックになりもがけばもがく程、沈みます。


今では水恐怖症も克服し、ボートにも乗り、釣りもし水遊びに親しんでますが、そう言う経験からかライフジャケットは必須中の必須タックルです。


毎年、夏の水難事故等のニュースを見ると、
「気を付けんとアカンなぁ」と昔を思い出しちゃったりします。


皆様もお気を付け下さい。