トリムタブ完成

ボートのエンジンを18馬力から30馬力に乗せ変え、18馬力の時から気になっていた左方向へのロールを抑える為、ここ数週間かけてトリムタブなる物を思いつきで作りました。

詳しい経緯は、、、


18馬力の時

全開走行で時折20度前後傾く。傾く時と傾かない時があり、イマイチ現象のシチュエーションがつかめないのと、ペラが回っとるからしゃーないやろ、と半ば放置。


30馬力に乗せ変えて

魚探の振動子のみをトランサムに外付けしてある状態で走行→18馬力の時よりかなり角度がきつくなりました。しかも、気まぐれロールではなく常にロールする様になりました(25度前後)


振動子の泡噛みカバーを取り付けてから

恐ろしくロールする様になりました。角度にして40度前後。
左水面が近い×2、、、(汗)

このままでは、右方向から横風くらったらヤバイ、、、。
なんとかせねば、、、。


とまあ、こんな経緯です(笑)


取り付け後はこの状態。
下方向への力の対応として、補機ブラケットからアルミ角パイプで吊り、トランサムの面には
シリコンシーラントで貼り付けてあります。この状態で補機ブラケットとは干渉しない様に作りました。

先週の08/07(日) にこの状態で、琵琶湖長浜港出船(2名)で試走してきました。

完全にロールを抑えられてはいませんが、気にならない程度まで抑える事に成功しました。

、、、ですが、2名乗船で新たなる問題が、、、。極稀に、エンジンのペラに泡噛みしてるのか、エンジンがオーバーレブで出力が落ちる現象が出てきました。極稀なのであまり気にはなりませんが、しばらく様子をみて見てみようかと思います。

下方向の力には完璧に対応出来ているのですが、上方向には弱い様で琵琶湖から上がったら
少し剥がれかけてました。その場で即興で対応策を思い付き、ホームセンターでプラ板とステンビスを購入。


トリムタブの裏から船底にかけてプラ版をシリコンシーラントにて貼り付け、トリムタブにはステンビスで固定してあります。下からフロアジャッキと木材等で押さえ付けた状態で一週間養生しました。


08/13(土) の深夜にいつものスロープから一人出船で川越近辺を釣りをしながら5時間程走り回ってきました。取り付け状態も異常はなく、ロールも抑えられて快適に操船できました。
一名乗船の為か、エンジンのオーバーレブも発生しませんでした。ついでに魚探の振動子のテストもしてきましたが、泡噛みはかなり抑えられていました。まだまだ、速度を上げると駄目ですが。残るはエンジンノイズです。


このトリムタブ、油圧可動式の高級品?を新品購入すると30万以上、プラスチック製の非可動(角度調整は出来る)な物は2万円前後します。
今回の製作で使用した材料は、、、抗菌まな板とシリコンシーラント、プラ板とアルミ角パイプとステンビスとステンボルト類です。
制作費、、、、、4000円も使ってないんじゃないかな、細かくは覚えていないですが(笑)
まぁ、安く済んでよかったなと思っています。